「人生は必ずやり直せる」と信じて、勇気を持って、
自分と向き合って、前進していこう
 声 14（30代女性 千葉県在住）
ある日、今まで３年間勤務していた勤務先を６月に退職した私は、次の職が決まらず、退職金もなかったので返済ができない窮地に立たされました。そしてようやく自分の現状に気づかされることになりました。これまで約１０年間、何とか切り抜いてきましたが、と言っても返済で足りない分を借入れてという自転車操業の繰り返しで、その場しのぎだったのです。限度額もいっぱいになり、無職で新たに借り入れもできない、手元にお金は全くない。とても惨めで途方に暮れました。
インターネットはもう何年も利用していますが、多重債務のことや債務整理などのことは一度も調べようとはしたことがありませんでした。借金のことはできるだけ考えたくないと、問題に蓋をしたままで現実を見ないように逃避していたのです。
こういうことになって、はじめて多重債務のことや債務整理について調べてみました。しかし、検索してみると膨大な情報が出てきますが、どの情報が正しいのか、実際どのような機関に相談すればよいのか、情報があまりにも多くて不安に思いました。
そんなときふと「女性自立の会」が目に入りました。深夜、泣きながら神にすがるような気持ちで女性自立の会にメールをしたことが思い出されます。
翌日の朝、早速、有田さんからメールをいただき、数日後、女性自立の会を訪問させていただきました。
女性自立の会にはじめて訪れた同日、弁護士さんや司法書士さんにお願いして債務整理をいち早くしてもらうしかないとあせっていたため、インターネットで目にとまった弁護士さんの無料相談を受けにいきました。
しかし、「費用をきちんと払わなければ、契約は切りますよ、そうなったら、どの弁護士もつかなくなるからちゃんと払って下さいよ」と１点張りで、「あなたの履歴を見ると月に１８万〜２０万くらいしか稼げないから自己破産で行くしかないですよ」と、僅か３０分ほどの相談でこのような判断をいただきました。
相談に行ったものの、脅されている気分になり、怖くなってしまいました。不安は募るばかりでした。
一方で、同日、女性自立の会で有田さんとお話したとき、今まで誰にも相談できず、溜め込んだ想い、不安、悲しみを一気に吐き出してしまいました。有田さんは優しく「大丈夫よ、よくこれまで頑張ったわね」とおっしゃって下さり、私は涙が止まりませんでした。有田さんの言葉を聞いて、それまでもう私の人生は終わりだと思っていましたが、やり直すチャンスがまだあるのだなと悲しさの中、これから頑張って行こうという勇気がわいてきて、心が楽になりました。
その後、有田さんと何度も相談しました。現在、法律の先生に入って頂いておりますが、債務を解決する途中のため、まだ不安も大きいです。でも、４ヶ月前の暗く沈んでいた私はもういません。
死んでしまいたいと思った時期もありましたが、女性自立の会のホームページのトップで有田さんがおっしゃっていますが、「人生は必ずやり直せる」と信じて、勇気を持って、自分と向き合って、前進して行こうという気持ちです。
借金の悩みを抱えている方は誰にも相談できないで一人で抱え込んでしまっている方が多いと思います。
私もその一人でした。債務整理をしてくれる機関というところはたくさんありますが、自分のことや自分の気持ちを正直に話せる機関に相談することが１番だと思います。そういった機関がこの女性自立の会だと思います。そして自立に向けて支援してくれる機関です。
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