|
|
人生の再チャレンジ
 声 26（60代女性 神奈川県在住）
2006年12月、朝日新聞朝刊の1ページに目が留まりました。それは「NPO法人女性自立の会」の記事で、クレジットカードの返済に苦しんでいた一人の女性が見事に立ち直った体験が綴られてありました。
もしや、今私もこの苦しみから解放されるかもしれない！一抹の不安と安堵の気持ちが交差しましたが、「女性自立の会」の代表の有田宏美さんに思い切って電話しよう！と思い立ち連絡し、相談に出向くことに致しました。
笑顔で受け答えして下さる有田さんに、私は涙しながらオープンハートで正直に話すことができました。
私は４０代で素晴らしい仕事に出逢い、それまでの人生で一度も頂いたことのない高収入を得ることができ、それはそれは、順風満帆な日々を送っておりました。
子供の大学資金も用意でき、海外旅行、最高の生活をエンジョイしておりました。しかし・・・ 年月が過ぎ、時代と共に収入が激減し、主人の病気をきっかけにどんどん厳しい生活を強いられる羽目になりました。生活苦から何気なく使ってしまったクレジットカード。機械に向かうと簡単に手元に現金が入ってくる仕組みに全くたじろぎもせず、「また、絶対以前のように高収入を頂けるのだから借りても大丈夫」と安易な気持ちで、次第に借り入れ件数が増えていき、借りては返す自転車操業になっていきました。
気がついたら莫大な借金になっており、そのことに十数年の歳月を得てやっと気が付きました。
こんな結果が待っているとは・・・ことの重大さに眠れぬ日々が続きました。
今の私は借金で生きている。何ともむなしく悲しい出来事でした。しかし、有田さんのご指導と アドバイスのもと、最後まで諦めることなく法的手続きとも向き合うことができ、お陰様で全ての債務を整理することができました。
悩んで悩んで「神様助けて下さい！」と叫んだ日々、そして一度は死を覚悟した私。「あー人生もこれで終わりなのだ」と半ば諦めておりました。
現在はどん底から這い上がって何とかここまで来られた喜びは「すべてに感謝」の気持ちで一杯です。この教訓を生かして、６０歳になった私だけれど「人生６０からのやり直し」第２の人生にチャレンジしていきます。そして明るい未来に向かって羽ばたきます。
最後に崖っぷちから私に救いの手を差しのべて下さった女性自立の会、有田さんに心より感謝致します。本当にありがとうございました。
>> 相談者の体験談（メッセージ）目次へ
|
